米Advanced Micro Devices(AMD)は現地時間3月14日,エンタテインメント向けのプラットフォーム「AMD LIVE!」対応製品にロゴを付ける「AMD LIVE! Ready」プログラムを発表した。ロゴを参照することで消費者は対応製品を選択しやすくなる,としている。

 ロゴは,AMD Live!ブランドのデスクトップ・パソコン,ノート・パソコン,オールインワン型のホーム・エンタテインメント・システムの「AMD LIVE! Home Cinema」,メディア・サーバー「AMD LIVE! Home Media Server」に対応する製品に付けられる。携帯型メディア・プレーヤ,ネットワーク機器,ソフトウエア,テレビ・チューナー,Webカメラ,セットトップ・ボックス,デジタル・メディア・アダプタなどに適用される。

 AMDによれば,AMD LIVE!対応パソコンのユーザーは,多数のビデオ・ストリームを視聴しているという。AMDは,これらのビデオ・ストリームをテレビで視聴できるようにする「Active TV」ソリューションを手がけており,Active TV対応のハードウエアとソフトウエアを提供するために,セットトップ・ボックス,ゲーム・コンソール・メーカー,ミドルウエア・プロバイダといった技術パートナとの協調を進めている。これもAMD LIVE! Readyプログラムの一環となる。

 欧州では,ドイツKjaerulff1やDream Multimediaなどが,Active TV対応のセットトップ・ボックスやソフトウエアを提供している。このほかの大手メーカーも,2007年後半までにAMD LIVE! Ready対応デバイスとActive TV対応製品を欧州と北米で公開するという。

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