東京急行電鉄、三菱電機、シナジーメディアの3社は3月13日、非接触ICカード・サービスの「PASMO」を用いた実験を東急線で実施すると発表した。特徴はPASMOを乗車券や電子マネー以外のサービスに適用するということ。期間はPASMOが始まる3月18日から4月15日。渋谷や横浜など9駅で実施する。

 実験では駅構内の映像装置やポスターにPASMOのリーダ/ライタを内蔵。利用者がPASMOをかざすことで、各種のサービスを提供する。具体的には、(1)かざした利用者個別のイベントや店舗などの情報を提示、(2)映像装置上でゲームを提供、(3)ポスターをタッチしてもらいスタンプラリーへの参加履歴として把握、といった実験を行う。PASMOをかざすことで、キャンペーンへの応募券やゲームによる当選券などを打ち出す機器も設置する。