天板に補助ディスプレイを搭載する「W5Fe」
天板に補助ディスプレイを搭載する「W5Fe」
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自動車メーカーとのコラボレートモデル「VX2」
自動車メーカーとのコラボレートモデル「VX2」
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1kgの軽量ノートパソコン「U1F」
1kgの軽量ノートパソコン「U1F」
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携帯型の「S6Fm」はパームレスト部が革張り
携帯型の「S6Fm」はパームレスト部が革張り
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 アスース・ジャパンは2007年3月9日、Windows Vistaの新機能「SideShow」に対応したノートパソコンを含む4製品を発表した。発売は4製品とも3月下旬。ビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店を通じて販売する。本体には2年間の保証が付く。

 「W5Fe」は、天板に2.8型(320×240ドット)の補助ディスプレイと操作ボタンを搭載するノートパソコン。この補助ディスプレイと操作ボタンを利用すると、携帯電話のような感覚で着信メールを確認したり、音楽を再生したりできる。補助ディスプレイに表示できるのは、「SideShowガジェット」と呼ぶ、Vista用の小規模なソフトウエア類。SideShowガジェットは、本体に搭載する専用CPUと1GBのフラッシュメモリーにより、本体の電源を切った状態でも動作する。CPUはCore Duo T5500(1.66GHz)。メモリー容量は1GB、ハードディスク容量は80GB。1280×768ドット表示の12.1型横長液晶ディスプレイを搭載する。重さ1.7kg、バッテリー駆動時間は1.5時間。想定実勢価格は約23万円。

 「VX2」は、イタリアの自動車メーカーであるランボルギーニとの共同企画モデル。天板にあるランボルギーニのエンブレムや革張りのパームレストなど、自動車の質感を意識した。本体の色は黒か黄色が選べる。ディスプレイは、1680×1050ドット表示の15.4型横長液晶を採用。CPUは Core 2 Duo T7400(2.16GHz)。メモリー容量は2GB、ハードディスク容量は160GB。重さは約2.9kg。バッテリー駆動時間は2時間。想定実勢価格は約40万円。

 「U1F」は、重さ1kgの携帯型ノートパソコン。1366×768ドット表示の11.1型横長液晶ディスプレイを搭載する。液晶のバックライトには、同じ消費電力なら一般的なFL管より明るい特性があるLEDを採用。CPUはCore Duo U2400(1.06GHz)。メモリー容量は1GB、ハードディスク容量は80GB。バッテリー駆動時間は3時間。

 「S6Fm」は、天板部分やパームレスト部分に革張り加工を施した携帯型ノートパソコン。VX2と同じく1366×768ドット表示の11.1型横長液晶ディスプレイを搭載する。CPUはCore 2 Duo L7200(1.33GHz)。メモリー容量は1GB、ハードディスク容量は120GB。重さは1.37kg、バッテリー駆動時間は1.5時間となる。

■変更履歴
アスース・ジャパンは3月13日、「W5Fe」のCPUをCore Duo T2350からCore 2 Duo T5500に変更すると発表しました。本文は修正済みです。[2007/3/13 22:00]