三井物産セキュアディレクション(MBSD)は4月16日から、Webアプリケーションの脆弱性を検査するASPサービス「WebSec ASPサービス」を開始する。利用企業は、脆弱性を調べたいページの情報を専用ソフトを使ってMBSDのサイトに送信すれば、検査を受けられる。

 MBSDはこれまで、検査員によるWebアプリ検査サービス「WebSec セキュリティサービス」を提供してきた。約4年半の間にチェックしたサイトは600以上という。WebSec ASPサービスでは、この従来サービスの検査手法をツール化するとともにノウハウをデータベースに登録。利用企業がいつでも利用できるようにした。今後も、検査員が蓄積するノウハウを随時データベースに登録していく。

 料金は、初期費用が15万7500円。このほか年間契約費は378万円、30日限定契約費は84万円。30日限定契約で1年間検査結果を保存する場合の情報管理費は15万7500円。MBSDは、開発会社を主なターゲットとし、3年間で100社の契約を目指す。