写真1 ライフボートが3月23日より発売する企業向け情報漏えい対策ツール「USB HardLocker Professional Version 3.0」
写真1 ライフボートが3月23日より発売する企業向け情報漏えい対策ツール「USB HardLocker Professional Version 3.0」
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写真2 鍵を使ったロックや解除に加え,ログオンやログオフ,ファイルへのアクセスなど様々なログを収集して保存できる
写真2 鍵を使ったロックや解除に加え,ログオンやログオフ,ファイルへのアクセスなど様々なログを収集して保存できる
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 ライフボートは3月7日,企業や官公庁などを対象にした情報漏えい対策ツール「USB HardLocker Professional Version 3.0」を3月23日より販売すると発表した。価格は5ライセンスで5万4000円(税別)から。国内の主要システム・インテグレータを通じて販売する。

 USB HardLocker Professional Version 3.0は,同社が販売する情報漏えい対策ツール「USB HardLocker」シリーズの最上位に当たる製品(写真1)。Standard版と比べて,指紋認証機器に対応したり,クライアント数が多い企業を想定した鍵情報の一括登録ができたり,といった機能強化が図られている。

 同製品で作成できる鍵は,USB機器,パスワード,USB機器とパスワードの組み合わせ,指紋認証の4種類。パソコンを第三者が利用できないようロックできるほか,ハードディスク上に鍵がないと見えない秘密領域を作成できる。鍵によりロックが解除された場合にのみ,仮想ドライブとしてアクセス可能になる。

 鍵によるロックや解除はすべてログとして収集して保存できる。さらに,ログオン,ログオフ,ハードウエアの追加と削除,ファイルへのアクセス,インターネットへのアクセス,キーボード操作などのログも収集して保存可能だ(写真2)。許可されていないデバイスを検出すると自動的にロックをかける「ストレージ追加禁止」機能もある。

 ライフボートでは2007年度内に500社で1万ライセンスの導入を見込んでいる。