電気通信事業者協会（TCA）は3月7日，2007年2月末時点の携帯電話・PHS契約数を発表した。携帯電話事業者別の純増数では，KDDIが前月比22万4400の純増と7カ月連続で首位の座を守った。今回は，ソフトバンクモバイルが前月比12万400増，NTTドコモが同10万2200増と3事業者が揃って10万の大台を突破した。
KDDIの純増数はauとツーカーの数字を相殺したもの。auは前月比37万5000増，新規加入の受付を停止しているツーカーは同15万600の純減だった。
各事業者の累計加入者数は，首位のNTTドコモが5232万3100，2位のKDDIが2765万8300（うちauが2660万5100，ツーカーが105万3200），3位のソフトバンクモバイルが1578万900となった。携帯電話全体では前月比44万7100増の累計9576万2300となった。
一方，PHS事業者のウィルコムは，前月比3万1600で累計443万4100契約となった。2007年中にサービスを終了する予定のNTTドコモのPHSは，同2万3300減の48万3500契約だった。
なお，携帯電話の番号ポータビリティ（MNP）を利用したユーザーの乗り換えでは，KDDI（au）の一人勝ちが続いている（関連記事）
