総務省は2007年3月6日,2006年12月末時点における主要な電気通信サービスの契約数を発表した。内訳を見ると,NTT東西地域会社の加入電話やKDDIなどのドライカッパーを使った固定電話,ISDNサービスなどの契約数の合計は5602万9000件で,前年同期に比べて約4.7%減少した。一方,IP電話の契約数は1375万9000件で,前年同期に比べて約29.8%の増加となった。特に電話番号に固定電話と同じ0AB-J番号が使えるIP電話の契約数は335万5000件となり,前年同期の85万2000件に比べて約4倍となった。

 そのほか,携帯電話とPHSの契約数の合計は9982万6000件で,前年同期と比べて5.4%の増加となった。携帯電話の総契約者数のうち,第3世代移動通信(3G)サービスの比率は66.6%となった。