Windows Vista上でも“ほぼ”不具合なく動作するようになったiTunes 7.1
Windows Vista上でも“ほぼ”不具合なく動作するようになったiTunes 7.1
[画像のクリックで拡大表示]
既に利用中のユーザーは「Apple Software Update」を起動するとバージョンアップできる
既に利用中のユーザーは「Apple Software Update」を起動するとバージョンアップできる
[画像のクリックで拡大表示]

 アップルコンピュータは2007年3月6日、無料の音楽再生ソフト「iTunes」の新バージョン7.1を公開した。同社のWebサイトからダウンロードできる。旧バージョンをWindows Vista上で動作させると、これまで多くの不具合が生じたが、新バージョンではこのうちの大部分を解消した。深刻な不具合の一つに「iTunes Music Storeで購入した曲を再生できない」という問題があった。新バージョンを試したところ、この問題は解消されているようだ。

 しかし、まだいくつかの不具合は残っている。例えば(1)パソコンに接続したiPodは、iTunes上で取り外し操作をしないと安全ではない(2)テキストやグラフィックスの表示が正しくない場合がある(3)64ビット版のVistaには非対応である--など。これら不具合について、アップルはマイクロソフトと協議しているというが、完全対応版の出荷時期は未定だ。詳細は同社の発表した文書を参照。

 なお、新バージョンのiTunesは、Macintosh版とWindows版ともに、近日出荷予定の「Apple TV」に対応している。当初2月に発売予定だったApple TVは、3月中旬に出荷が延期されている。