大手販売チェーンの米CompUSAは米国時間2月27日,同社の再編計画を発表した。その一環として,同社が全米に展開するチェーン店の半数以上に相当する126店舗を今後60~90日の間に閉鎖する計画を明らかにした。また,4億4000万ドルの資金注入を受けるとともに,経費削減,リストラなどに取り組むという。

 同社CEO(最高経営責任者)のRoman Ross氏は,「小売り家電市場の変化に合わせ,業績が低い,または非戦略的で市場状況が不利なロケーションにある店舗は閉鎖・売却する必要があると判断した」と説明している。

 同社は今後,米国とプエルトリコにある103店舗に注力するとともに,引き続き電話サービス「1-800-CompUSA」やオンライン・ショップを通じて製品とサービスを提供するとしている。

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