米Googleは米国時間2月26日,公式ブログ「Google Blog」においてWebサイト管理者向けのマルウエア警告を強化したと発表した。

 これまでは,Webサイト管理者向けの情報を提供するWebサイト「Google Webmaster Central」の「Webmaster Tools」を通じて,問題があると判断されたWebサイトの管理者に警告を発し,一般的な対処方法を提供してきた。新しい通知では,悪意のあるコンテンツを含むサイトを見つけやすいように,危険だと判断したサイトのURLを示すようになった。

 また,Webmaster Toolsの通知以外にも,危険だと判断されたWebサイトの管理者に電子メールによる通知も開始した。管理者の電子メール・アドレスを確認するプロセスを確立していないため,現時点では,問題のドメインにwebmaster@やadmin@などを組み合わせ,管理者と想定される電子メール・アドレスに警告を送信しているという。Googleは,Webサイトの管理者が通知の送信先として希望する電子メール・アドレスをWebmaster Toolsで登録できるようにする予定だという。

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