マイクロソフト(MS)日本法人は、次期社長にダイエーで社長を務めていた樋口泰行氏を迎えることを内定した。樋口氏は3月中にも、現社長のダレン・ヒューストン氏に次ぐナンバー2となるCOO(最高執行責任者)となる。その後、年内にも社長に就任する見込み。

 樋口氏は1957年生まれ。80年4月松下電器産業に入社、91年6月ハーバード大学経営大学院(MBA)を卒業。ボストンコンサルティンググループやアップルコンピュータ(現アップル)を経て、97年に旧コンパックコンピュータに入社。日本ヒューレット・パッカード(HP)との合併後、2003年5月から日本HPの社長を務めた。05年5月からは、産業再生機構の支援を受けるダイエーの社長に就いていた。