韓国のSamsung Electronicsが現地時間2月23日,クロック周波数2.0GHz,データ転送速度4Gbpsのグラフィックス処理用GDDR4メモリーを発表した。Samsungは「世界最高速のグラフィックス・メモリー」としている。2月中にサンプル出荷を開始する。

 同メモリーは,記憶容量が512Mビット,データ・バス幅が32ビット。製造プロセス・ルールは80nm。Samsungによると,現在市販されているうち最も高速なGDDR4メモリーのデータ転送速度は2.4Gbpsなので,66%高速化したという。

 米メディア(InfoWorld)は,この新しいGDDR4メモリーの量産出荷が2007年終わりごろ始まると報じている。

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