米Adams Media Research(AMR)は米国時間2月21日,インターネット経由のパソコン/テレビ向けビデオ放送市場に関する調査結果を発表した。それによると,同市場は2011年までに58億ドル規模に達する見込み。そのうち17億ドルはインターネット広告の収入で,41億ドルは消費者によるダウンロードの売上高となる。

 同社は,2007年~2009年は広告費でまかなうビデオ・ストリーミング放送モデルが主流になると見ている。しかしテレビをインターネット接続する一般家庭が急増するにともない,2011年には消費者によるビデオ・ダウンロード支出が急拡大し,広告費を大幅に上回ると予測する。

 ちなみに,2005年の消費者によるビデオ・ダウンロード支出は1億1100万ドルだった(米CNET News.com)。

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