写真1 ビックカメラ新宿西口店のイー・モバイルの展示コーナー
写真1 ビックカメラ新宿西口店のイー・モバイルの展示コーナー
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写真2 イー・モバイルの予約販売受付コーナー。ビックカメラ新宿西口店にて撮影
写真2 イー・モバイルの予約販売受付コーナー。ビックカメラ新宿西口店にて撮影
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 2月19日夜,月額完全定額料金のパソコン/PDA向けデータ通信サービスを打ち出した新規携帯電話事業者イー・モバイル(関連記事1関連記事2)の端末展示コーナーが早速大手家電量販店に登場した(写真1,写真2)。展示コーナーを設けたのは,東京・新宿のビックカメラ新宿西口店とビックカメラ有楽町店本館。発表されたばかりのシャープ製新端末「EM・ONE」(エム・ワン)やデータ通信カードの実機を手に取ることができる。イー・モバイルによると他店への展開も予定しているという。

 店頭に設けられたカウンターは,2月中は製品説明などに使用。3月1日からは予約販売の受付カウンターも兼ねる。予約販売はイー・モバイルのオンライン・ストアでも実施する。19日の会見で販売経路について質問された千本倖生・代表取締役会長兼CEOは「量販店とインターネットでの販売を重視する」と説明。料金面だけでなく,販売面でも既存の携帯電話事業者とは一線を画す。なおイー・モバイルは大手家電量販店であるビックカメラ,ヨドバシカメラ,コジマからの出資を受けているが,「株主3社以外にも販路は広げていく」(イー・モバイル)としている。