米Parks Associatesは米国時間2月15日,米国一般家庭のブロードバンド導入状況に関する調査結果を発表した。それによると,2006年にブロードバンド・サービスに加入する一般家庭は47%(5000万世帯超)だったが,2007年末までに55%(6000万世帯超)に拡大すると見る。

 また調査では,ブロードバンド・プロバイダが近年,提供サービスとエンド・ユーザー製品の連携強化を目指し,セットトップ・ボックス,家庭用コンピュータ,家庭内ネットワーク,ゲーム機といった家庭用電化製品などのベンダーとの提携を活発化させていることも明らかになった。

 「今後,ユーザーはデジタル・ライフスタイルのサービス利用において,多くの選択肢と利便性を享受できるだろう」と,Parks Associatesのバイス・プレジデント兼主席アナリストであるKurt Scherf氏は述べている。

 ちなみに英Point Topicの調査によると,一般家庭ブロードバンドが最も普及している国は韓国(88%以上)だった。欧州はデジタル・デバイドが顕著で,導入率が最も高いのはアイスランド(73%),最も低いのはモルドバ(1.4%)。英国は約49%だった(CNET News.com)。

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