米Cisco Systemsは米国時間2月14日，企業の無線LANセキュリティを強化するソリューション「Cisco Secure Wireless Solution」を発表した。このソリューションは，同社の自己防衛型ネットワーク（Self-Defending Network）を基盤として有線と無線ネットワークのセキュリティを統合するガイドライン。無線LANソリューション「Unified Wireless Network」を組み合わせて無線ネットワーク向けセキュリティ機能を提供する。
同ソリューションは，ネットワーク制御製品の「Network Admission Control（NAC）Appliance」，ファイアウオール「ASA firewall」，クライアント用セキュリティ製品「Security Agent」，侵入検知システム・ソフトウエア「IPS Software」，アクセス・サーバー「Cisco Secure ACS」，サービス・クライアントの「Secure Services Client」などを組み合わせてセキュリティ強化を支援する。これらの製品を組み合わせることにより，IT管理者は，これまで有線ベースだったネットワークのセキュリティ機能を無線LANに拡張できるという。
また，同ソリューションは，米企業改革法（Sarbanes-Oxley Act），医療関連データ規格（HIPAA），クレジットカード業界のセキュリティ基準（PCI）といった法令や規格で定められるセキュリティへの対応もサポートする。
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