日本フォームサービスは,企業のノート・パソコンを収容する専用のキャビネット「ノートパソコンキャビネット」をNET&COM 2007のブースで展示(写真),来場者の注目を集めた。制御コンピュータを内蔵しており,いつ誰がパソコンを持ち出したかをログとして記録できるのが特徴。機密情報を含むノート・パソコンの持ち出しを管理することで,内部統制に役立つ。
ユーザー認証方式はパスワード。タッチ・パネルを使ってパスワードを入力する。内部統制に役立てるログ記録機能を備え,誰がいつノート・パソコンを取り出していたのかを管理できる。電源コンセントを内蔵しているため,キャビネットに保管中の充電も可能である。
価格は,制御コンピュータを含む6ラックの基本ユニットが約200万円,10ラックからなる増設ユニットが約60万円。また,制御コンピュータを搭載せず,ダイヤル式の簡易ロッカー型の製品「ノートパソコンキャビネット ダイヤル錠式」も,10ラック一式20万円で用意している。いずれも2年ほど前から出荷している。