米Gatewayが米国時間2月8日,2006年第4四半期と通期の決算速報を発表した。第4四半期の売上高は10億2100万ドルで,前期の9億6300万ドルから増えたものの,前年同期の11億2400万ドルと比べると減収となった。純利益は880万ドル(希薄化後の1株当たり利益は2セント)で,前期の1820万ドル(同5セント)に比べ減少した。前年同期は純損失2090万ドル(希薄化後の1株当たり損失は5セント)を計上していた。

 当期の営業損失は410万ドル。前期は営業利益790万ドル,前年同期は営業損失2930万ドル。粗利率は,当期が5.2%,前期が7.6%,前年同期が6.2%だった。

 パソコンの販売台数は128万8400台で,前期比10%増,前年同期比5%減。Gatewayが引用した米IDCの速報値によると,「Gatewayの米国パソコン市場におけるシェアは前年同期と同じ6.6%で,第3位の規模を持つメーカー」という。

 2006年通期の業績は,売上高が39億8100万ドル(前年は38億5400万ドル),純利益が690万ドル(同610万ドル),希薄化後の1株当たり利益が2セント(同2セント)だった。パソコンの販売台数は500万台で,前年に比べ12%増えた。

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