資格事業者が生産した再生機器にはRITEAのロゴマークが付与される
資格事業者が生産した再生機器にはRITEAのロゴマークが付与される
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 中古情報機器協会(RITEA)は2007年2月8日、中古情報機器取り扱い事業者への認定制度を開始したと発表した(発表資料)。

 RITEAは、ソフマップやNECパーソナルプロダクツなど、中古情報機器を扱う主だった企業が集まり、2006年7月に設立された業界団体。今回定めた認定制度による資格は、中古情報機器の買い取り(引き取り)業者、再生作業(データ消去)を行う業者、販売業者に対して付与する。パソコン、サーバー、ワークステーションを扱う事業者を対象に、33項目にわたって審査する。資格を取得した再生作業(データ消去)の事業者が生産した中古情報機器(一定の仕様条件を満たしているものに限る)には「RITEA認定中古情報機器事業者ラベル」を貼り付ける。

 RITEAは、中古の情報機器売却社や購入者には売買における客観的情報が少ないことから、このような資格制度の制定を考えたという。なお、「情報機器の売買・譲渡時におけるハードディスクのデータ消去に関するガイドライン」も併せて発表した。