米AMDが米国時間2月7日，新型プロセサ「AMD Opteron processor Model 2220」「同8220」および省電力版の「AMD Opteron processor Model 1218 HE」「同2218 HE」「同8218 HE」を発表した。ただちに利用可能とする。
Opteron 2220／8220の動作周波数は2.8GHz，熱設計電力（TDP）は最大95W。既存プロセサの「Opteron 1220」と同様，AMDは「主流サーバー／ワークステーションに対して，最先端の消費電力性能比と価格性能比を提供する」としている。
Opteron 1218 HE／2218 HE／8218 HEは，TDPを最大68Wに抑えた省電力プロセサ。「電力／冷却コストを下げつつ，データセンタの高密度化を図りたい顧客に最適」（AMD）。動作周波数は2.6GHz。
新型プロセサは，いずれも省電力技術「AMD PowerNow!」による段階的な動作周波数の低速化や電圧制御で，アイドル時にはプロセサの消費電力を最大75％減らせるという。製造プロセス・ルールは90nm。2Mバイトのレベル2キャッシュ・メモリーを搭載する。
1000個ロット時の単価は以下の通り。米Dell，富士通と独Siemensの合弁子会社Fujitsu Siemens Computers，米Hewlett-Packard（HP），米IBM，米Sun Microsystems，米Appro International，米Cray，米Rackable Systems，米Verari Systemsが採用を予定している。
・Opteron 2220：698ドル
・Opteron 8220：1514ドル
・Opteron 1218 HE：432ドル
・Opteron 2218 HE：611ドル
・Opteron 8218 HE：1340ドル
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