VPNソフトを搭載する無線IP電話機「MobbyTalk253」
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オープンソースのIP-PBXソフト「Asterisk」を使ったソリューションなどを提供するモバイル・テクニカは2月2日，同社のIP電話関連製品にVPNソフトを搭載して販売することを発表した。VPNに対応することで，出先などからでもインターネット経由で内線電話機能を使うことができる。利用するには次の3製品を組み合わせる。(1)無線IP電話機「MobbyTalk253」（写真），(2)Asteriskを搭載したコミュニケーション・サーバー「xCube」，(3)ソフトフォンを内蔵したUSBドングル「MobbyTouch」。販売開始は4月1日以降，価格は未定。
搭載するVPNソフトはネソシエの「Nessociet VPN」。TCP/IP上で仮想的にイーサネットを構築し，インターネットを介して遠隔地からでも社内LANと同じようなやりとりができる。
無線IP電話機のMobbyTalk253は，インスタント・メッセージ（IM）やプレゼンス（在席確認）機能を搭載した点が特徴。呼制御プロトコルはSIP（session initation protocol），無線LANインタフェースはIEEE 802.11bを採用。またIEEE 802.1X認証などに対応する。なお，モバイル・テクニカは各製品を2月7日から開催の「NET&COM」に参考出品する。
