米Microsoftは,SSL VPNやWebアプリケーション向けファイアウオール機能などを備えるセキュリティ製品「Intelligent Application Gateway(IAG)2007」の提供を開始した。Microsoftが米国時間2月1日に明らかにしたもの。米Celestix Networksと米Network Enginesがそれぞれハードウエアにプリインストールし,アプライアンス製品として販売する。

 IAG 2007は,Microsoftが2006年7月に買収した米Whale CommunicationsのSSL VPN/Webアプリケーション・ファイアウオール製品と,セキュリティ機能を備えるサーバー・パッケージ製品「Microsoft Internet Security and Acceleration(ISA)Server」を組み合わせたソフトウエア(関連記事)。リモート・アクセス,エンドポイント・セキュリティ管理,アプリケーション層保護といったセキュリティ機能を,集中的に管理できるという。

 クライアント・アクセス・ライセンスの価格は,認証するユーザーの数や,接続する機器の台数に応じて算定する。Microsoftでは,「同時接続ユーザーで料金が決まるライセンス体系と異なり,より柔軟な運用が可能」としている。

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