写真 イー・アクセスが開設したECサイト「ジャングルマート」
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ADSL事業者のイー・アクセスは2月1日，デジタルコンテンツを販売するECサイト「ジャングルマート」を開設した（写真）。コンテンツ・プロバイダーは代金回収手数料のみでジャングルマートでコンテンツを販売できる。初期費用や月額固定費用がかからない点が特徴。主事業であるインフラ提供に加え，ECや法人向け課金システムなどを新たな収益源に育てていく考えだ。
ジャングルマートは，関連するデジタル・コンテンツと物品を自動的に選び，同一画面内で販売できる仕組みを持つ。例えば映画タイトルの場合，VOD（ビデオ・オンデマンド）コンテンツと，原作本，DVDなどの物品が同一画面に並ぶため，購買意欲を喚起できるという。開設当初に扱うジャンルは，「映画・テレビ」「音楽」「アニメ・特撮」「コミック・本」など全部で12種類で，約50のサービスと2万点のコンテンツを用意する。
サービス提供に際してイー・アクセスは，電子決済プラットフォームを自社開発。決済方法としてはクレジットカードもしくは電子マネーの「WebMoney」に対応する。
ジャングルマートは元々，プロバイダーのAOLが2002年12月から会員向けにデジタル・コンテンツを販売していた「AOLプレミアムコンテンツ」の機能を拡張してオープン化したもの。今のところ物販は行っていないが，4月から段階的に開始していく予定。
