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 チェンジビジョンは2月1日,これまで同社のWebサイト上で製品候補版を公開していたプロジェクト管理ツール「TRICHORD」の製品版を発表した。本日付けで出荷開始する。

 TRICHORD 1.0は,システム開発プロジェクトの進捗状況を週単位よりも細かい粒度で把握するためのソフト。より細かく,正確に進捗状況を把握するため,製造業の現場で活用されている“カンバン手法”を取り入れている。具体的には,TRICHORD上でプロジェクト期間を細かく区切った「タイムボックス」を定義し,プロジェクト・メンバーがこなすべきタスクを登録する。

 各タスクはカード形式で管理され,「TODO(未着手)」「DOING(作業中)」「DONE(作業完了)」の三つのステータスで見える化する仕組みである。残作業量を視覚化する右下がりのグラフ「バーンダウンチャート」機能や,プロジェクト・メンバーの身体/精神状態をチーム内で共有する「ニコニコカレンダー」機能が付属する。

 価格は,1ユーザー・ライセンスが2万1000円(税込み,1年間のサポート料金を含む)。2006年12月に公開した製品候補版は,2007年2月2日でライセンスが切れるため利用できなくなる。