スウェーデンのEricssonとソニーの合弁企業Sony Ericsson Mobile Communicationsはインドで現地時間1月31日,同国のチェンナイにおいて携帯電話を製造する計画を発表した。2009年には年間1000万台の製造台数を見込む。

 同計画は,アウトソーシング・パートナであるシンガポールのFlextronicsおよび台湾のFoxconnとの製造契約を通じて実現する。

 当初は,インド国内で販売するベーシックなカラー・モデルと音楽再生機能付き中位機種を中心とする。競争力のある価格に設定し,コンテンツやキーパッド(ボタン)などをインド向けにカスタマイズできるようにする。

 Sony Ericssonによると,インドのGSM携帯電話加入者は1億540万人にのぼり,世界で最も急成長している携帯電話市場の1つである。同社はインドを「世界でも優先度の高い成長市場として位置づけている」という。

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