インドのManufacturers' Association of Information Technology(MAIT)が現地時間1月31日,インドのパソコン市場に関する調査結果を発表した。2006年4~9月における販売台数は296万台で,前年同期に比べ19%増えたという。特に全体の15%を占めるノート・パソコンの成長が前年同期比180%増と顕著で,デスクトップ・パソコン販売台数の前年同期比8%増を大きく上回った。

 デスクトップ・パソコンの内訳は,海外ブランド品が全体の37%で,前年同期の市場シェア35%から2ポイント増加した。インド国内ブランドの市場シェアは23%となり,同31%に比べ8ポイント減った。そのほかの無名ブランドやノー・ブランド品,組み立て販売品のデスクトップ・パソコンは,販売台数ベースの市場シェアが40%で,前年の34%に対し6ポイント増加した。

 ノート・パソコンは,企業による購入が前年同期より120%以上も増え,企業の規模にかかわらずノート・パソコンの利用が増えているという。

 またMAITは,2006年4月~2007年3月のインドでのパソコン販売台数が650万台に達すると予測している。

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