米Googleは米国時間1月31日,2006年第4四半期の決算を発表した。第4四半期の売上高は32億1000万ドルで,前年同期の19億2000万ドルから67%,前期の26億9000万ドルから19%増加した。GAAPベースの純利益は10億3000万ドル(希薄化後の1株当たり利益は3.29ドル)で,前期の7億3300万ドル(同2.36ドル)を上回った。

 非GAAPベースの場合,純利益は9億9700万ドル(前期は8億1200万ドル),1株当たり利益は3.18ドル(同2.62ドル)となる。

 GAAPベースの営業利益は10億6000万ドル(前期は9億3100万ドル)で,売上高の33%(同35%)を占めた。

 提携パートナに支払う手数料(TAC)は9億7600万ドル(広告収入の31%)で,前期の8億2500万ドル(同31%)から増加した。

 同社傘下のWebサイトによる収入は19億8000万ドル(総売上高の62%)で,前年同期比80%増の急成長を遂げた。Google Networkでは,「AdSense」プログラムを通じた収入が12億ドル(同37%)で,前年同期と比べ50%成長した。海外事業の収入は総売上高の44%を占め,前年同期比で38%増となった。

 また同社は2006年通期の業績も発表した。売上高は106億500万ドルで前年の61億3900万ドルと比べ72.8%増。純利益は30億7700万ドルで,前年の14億6500万ドルと比べ110%増の急成長を遂げた。

 同社傘下のWebサイトによる収入は63億2000万ドル(同売上高の60%),Google Networkによる収入は41億6000万ドル(同39%)だった。

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