写真1 ガイアックスが開始した内定者SNS「フレッシャーズ」
写真1 ガイアックスが開始した内定者SNS「フレッシャーズ」
[画像のクリックで拡大表示]

 ガイアックスは1月30日,企業の採用内定者同士の情報交換や,企業側から内定者への情報発信に向けたSNS(ソーシャル・ネットワーク・サイト)構築サービス「フレッシャーズ」を開始した。ASP型での提供で,月額費用は4万円から。内定者の辞退率改善,入社前研修ツールとして,企業の人事部向けに販売していく。

 「フレッシャーズ」では,内定者がそれぞれ自分専用のページを作成できる。プロフィールや日記,コミュニティの作成が可能で,他の内定者のページにコメントを書き込むこともできる。携帯電話からの利用も可能だ。

 また,PowerPoint,Excel,Word,動画ファイルなどのアップロードが可能で,アンケートを実施したり,課題図書や各種研修課題を企業側から提示できる。さらに人事部向けとして,内定者の動向や人間関係を把握できるアクセス解析機能を搭載。最近アクセスしていない内定者の一覧を閲覧したり,内定者同士のコミュニケーションの動向を解析したりできるため,適切な時期での懇親会やミーティングの開催,辞退の可能性がある内定者の早期発見などが可能になる。

 サービス・メニューは「フレッシャーズ エキスプレス」と「フレッシャーズ スタンダード」の2種類。エキスプレスはサーバー共用型でデザインに自由度がないうえ,ディスク容量は600Mバイトまでに制限されるが,納品まで5営業日と短期で導入でき,料金も安い。初期費用はユーザー数によらず一律30万円(2月末までの申し込みの場合は10万円)。月額料金はユーザー数によって異なり,30人までは月額4万円,100人までは月額6万円,300人までは月額8万円など。

 一方スタンダードは,納品まで20営業日かかるが,デザイン変更に対応できる。サーバーは占有型で,データ容量の制限はない。初期費用はユーザー数によらず一律100万円(2月までの申し込みの場合は60万円)。月額料金は100人までは月額12万円,300人までは月額16万円など。