Windows Vista発売まで、残りあと1時間の状態のビックカメラ有楽町店本館
Windows Vista発売まで、残りあと1時間の状態のビックカメラ有楽町店本館
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23時の時点で、約30名がVistaを購入するため列に並んでいた
23時の時点で、約30名がVistaを購入するため列に並んでいた
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トークショーの前座として女性笑いコンビ、クワバタオハラが登壇。会場を沸かせた
トークショーの前座として女性笑いコンビ、クワバタオハラが登壇。会場を沸かせた
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スペシャルゲストは眞鍋かをりさん。トークショーでVista搭載パソコンを予約していたことを明らかにした
スペシャルゲストは眞鍋かをりさん。トークショーでVista搭載パソコンを予約していたことを明らかにした
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会場には、登壇が予定されていなかった業界首脳陣も数多く駆けつけた。写真中央はマイクロソフトのダレン・ヒューストン代表執行役社長
会場には、登壇が予定されていなかった業界首脳陣も数多く駆けつけた。写真中央はマイクロソフトのダレン・ヒューストン代表執行役社長
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 ビックカメラは2007年11月29日深夜、Windows Vistaの発売を記念して、有楽町店本館にてカウントダウンイベントを開催した。イベントは23時に始まった。イベント開催に当たり、本館1階の入り口付近に特設ステージを設置。2007年1月30日0時ちょうどに発売するWindows Vistaを、寒空の下並んで買おうとする熱心な人々のため、タレントによるトークショーなどを約1時間実施した。

 イベント開始までに、Vistaを購入するべく列を作って並んだのは約30名。一番乗りしたのは30代の会社員で、閉店前の20時30分に到着したという。「Vistaは、その新機能をずっと楽しみにしていた。発売開始の“お祭り”にぜひとも参加したく、会社帰りに並んで買うことにした」(会社員)。店頭には、トークショーを一目見ようとする人々も詰めかけた。約500名近くが狭い特設ステージ前に集まり、一時店頭は騒然となった。有楽町駅の改札すぐ近くという場所柄のためか、スーツを着た会社員の姿が数多く見受けられた。

 23時開始と同時に壇上に上がったのが、女性によるお笑いコンビ、クワバタオハラ。約30分近くも掛け合い漫才を披露し、会場を沸かせた。23時30分、ビックカメラの宮嶋宏幸代表取締役が登壇。「待ちに待った瞬間がようやく来た。Windows Vistaの良さは実際に触ってみないと分からない。ぜひ店頭に立ち寄って体験してほしい」と語った。

 続いて登壇したのは、マイクロソフトのダレン・ヒューストン代表執行役社長と佐分利ユージン執行役常務。「Vistaで世界が変わる。しかしマイクロソフトが変えるわけではない。ユーザーの皆さんが使うことで、初めて変わる」(佐分利氏)と、アピールした。

 続いて、スペシャルゲストである眞鍋かをりさんが登場。「ブログの女王」として一躍有名になった眞鍋さんは、パソコンやインターネットに造詣が深い。10分ほどトークショーを開き、Windows Vistaについて語った。「現在、使っているパソコンは東芝製。実は、Vista発売が待ちきれず、今し方Vistaを搭載した東芝のノートパソコンの新機種を予約した」。トークショーが終わったら持ち帰って、すぐさま使ってみるつもり、と語った。

 トークショーが終わると、いよいよVista発売開始まで残り10分。ここで、店頭に駆けつけたパソコン業界や通信業界の関係者が、ゲストとして紹介された。NTT東日本の古賀哲夫代表取締役副社長や、インテルの吉田和正共同社長を始めとして、NEC、富士通、日立製作所などパソコンメーカー各社の首脳陣が一言ずつあいさつした。ここで早くも残り4分。いよいよ会場は、カウントダウンへの準備が整い、一気に熱を帯びる。終電間際の時間帯にもかかわらず、観客の多くが駅の改札へ走り出すこともなく、数分後のVista発売を今か今かと待ちわびていた。

※動画の公開は終了しました