「Vista応援隊」のマイクロソフトWindows本部のジェイ・ジェイミソン本部長(左)とタレントのセイン・カミュ氏(左から2人目)
「Vista応援隊」のマイクロソフトWindows本部のジェイ・ジェイミソン本部長(左)とタレントのセイン・カミュ氏(左から2人目)
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自作系パソコン雑誌の編集担当者、左から「DOS/V POWER REPORT」の遠山健太郎氏、「PCfan」の糸井一臣氏、「日経WinPC」の西村岳史記者
自作系パソコン雑誌の編集担当者、左から「DOS/V POWER REPORT」の遠山健太郎氏、「PCfan」の糸井一臣氏、「日経WinPC」の西村岳史記者
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 2007年1月29日深夜のWindows Vista発売間際、秋葉原のパーツショップ「T・ZONE」にマイクロソフトWindows本部のジェイ・ジェイミソン本部長が現れた。同氏は「Vista応援隊」の看板を掲げ、タレントのセイン・カミュ氏らとともに「T・ZONE」を含むパーツショップ6~7カ所に次々と出没。Vista導入の利点を述べるとともに、「今日、秋葉原でVistaの発売を迎えることができてうれしい」と、繰り返し喜びをアピールしていた。秋葉原という場所柄もあり、同氏いわく「本日の一番のおすすめエディションは『Winows Vista Ultimate α』(UltimateのDSP版を対象とした深夜販売向けの特別セット)」とのことだ。

 「T・ZONE」では続いて自作系パソコン雑誌の編集担当者3人による対談が開かれ、「やはり『新しいものを使いたい』というのが自作ユーザー」(「PCfan」の糸井一臣氏)と、そのサガゆえに深夜販売にまで繰り出してしまうパワーユーザーに向けて「自作ファンにとってのVista」を語った。「Vistaは新しいパーツのメリットを生かせるOS。導入しようとするとハードルは高くなるが、その分、自作への意欲がわくのではないか」(「DOS/V POWER REPORT」の遠山健太郎氏)、「Vistaを入れるとマシンパワーが足りないと感じる人が多いと思うが、そのほかに、液晶ディスプレイやマウスの性能がVistaに付いていかないことがある。これらを新しくすると快適に使えるケースもあるので試してほしい」(「日経WinPC」の西村岳史記者)。

 対談の司会を務めたエムエスアイコンピュータージャパンの石岡宣慶氏は、「たとえ今使っているマザーボードがVista非対応でも、自作ユーザーにとってはグラフィックスやサウンドボードを追加すればいい」と、Vistaに合わせてパーツの買い替えを推奨していた。