大手プロバイダのニフティが1月29日に本格サービスを開始した新Webメールサービスが、システム障害のため、同日16時半時点でサービスを停止している。同社は当初の予定通り午前10時にサービスを開始したが、その後不具合が発生し、旧Webメールシステムに戻してサービスを継続している。システム障害の内容については「現在調査中」(広報室)で、サービスの再開についても「現時点では未定」(広報室)としている。

 ニフティの新Webメールサービスは、Ajax(Asynchronous JavaScript+XML)を活用して、ドラッグ&ドロップ操作を可能にしたり、「Delete」キーを押してメールを削除可能にするなど、通常のメールソフトに近い操作性を実現した。同社は、昨年6月からAjaxを使ったWebメールサービスを試験運用していた。