米Palmは米国時間1月25日,同社の「Palm OS」搭載スマートフォン「Treo 680」「同700p」を米Microsoftの「Exchange ActiveSync」に対応させるアップデータを発表した。両スマートフォンの電子メール・クライアント・ソフト「VersaMail」を使って,「Microsoft Exchange Server」の情報にアクセスすることが可能になる。

 Microsoftのプッシュ式電子メール技術「Direct Push Technology」をPalm OSに実装することにより,モバイル・ワーカーはExchange Serverの電子メール,カレンダ,連絡先などの更新情報を素早く自動的に無線経由で受け取れる。

 IT管理者は,パスワード・ポリシー適用のほか,紛失したデバイスの情報を遠隔操作で削除するなど,セキュリティ管理を集約することができる。

 アップデータ「Exchange ActiveSync Update for Palm OS」は,1月29日よりPalmのWebサイトを通じてダウンロード可能とする。

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