スパイウエアに対抗する業界団体Anti-Spyware Coalition(ASC)は米国時間1月25日,潜在的に望ましくない技術を特定する手法を記述した「Best Practices」を公開した。同団体が1年以上かけて各方面からの意見を収集して完成させたもので,スパイウエア特定の推奨手順を紹介している。

 スパイウエアの定義や,ソフトウエアのどのような動作がスパイウエアにあたるかなどは,主としてASCがすでに公開しているスパイウエア定義文書(関連記事)およびリスク・モデリング文書(関連記事)に基づく。

 またASCは,Best Practicesとあわせて「Conflict Identification and Resolution Process」を公開した。アンチ・スパイウエア・ツール同士が衝突する現象を解決する方法を記述している。

 両文書はASCのWebサイトからダウンロード可能。

 なお,ASCは両文書に対する意見を2月26日まで受け付ける(コメント投稿ページ)。

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