米Yahoo!は米国時間1月23日に,2006年第4四半期および通期の決算を発表した。第4四半期の売上高は17億200万ドルで前年同期と比べ13%増加。純利益は2億6900万ドル(希薄化後の1株あたり利益は19セント)で,前年同期の6億8300万ドル(同46セント)から大幅な減益となった。

 営業利益は3億800万ドルで前年同期から6%減少。提携企業に支払う手数料(TAC)を除外した売上高は12億2800万ドルで,同15%増加した。

 マーケティング・サービス収入は14億9000万ドルで前年同期から13%成長した。会費による収入は2億1300万ドルで同15%成長。

 米国の売上高は11億4500万ドル(前年同期比8%増),国外の売上高は5億5800万ドル(同25%増)にのぼった。

 通期の売上高は64億2600万ドルで前年比22%成長。純利益は7億5100万ドル(希薄化後の1株あたり利益は52セント)で,前年の18億9600万ドル(同1ドル28セント)と比べ大きく減少した。営業利益は9億4100万ドルで前年比15%減。TACを除外した売上高は45億6000万ドルで,前年から23%増加した。

 マーケティング・サービス収入は56億2700万ドルで前年比11%増加。会費による収入は7億9800万ドルで同20%増加した。

 米国の売上高は43億6600万ドル(前年比19%増),国外の売上高は20億6000万ドル(同30%増)となった。

 また同社会長兼CEOのTerry Semel氏は,新しい検索広告プラットフォーム(開発コード名「Panama」)向けの新ランキング・モデルついて,アナリストの予測より早く2月5日に開始する計画であることを明らかにした(米メディア)。

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