リクルートとサン・マイクロシステムズは1月23日に,マッシュアップのコンテスト「Mash up Award 2nd」の応募受付を開始した。コンテストでは,リクルートおよび17の企業・団体が提供する複数のWeb APIを“混ぜ合わせて(mash up)”開発した新しいサービスを募集する。最近になって,コンテンツ・ホルダーが自社のデータをWeb APIとして提供する動きが広まりつつある。リクルートとサンは昨年,マッシュアップをテーマにしたコンテストの第1回「Sun × RECRUIT Mash up Award」を実施しており,今回は規模を拡大して実施する。

 コンテストで利用可能なWeb APIを提供する企業・団体は,イースト(辞書検索,経路情報,郵便番号から住所を取得),シックス・アパート(ブログ記事配信投稿,ウィジェット組み込み,認証など),セールスフォース・ドットコム(CRMサービスの拡張・連携),ソニーコンピュータサイエンス研究所(Wi-Fi電波を利用した現在位置),リクルート(中古車情報,宿泊施設情報,不動産売買物件情報,仕事情報,飲食店情報)など。サンはアプリケーション開発・実行環境として,Sun Java Creator,NetBeans,Sun Java System Application Serverなどを提供する。

 応募の締め切りは3月12日17時59分。表彰式は3月21日で,最優秀賞(賞金50万円),優秀賞(同20万円),部門賞(同5万円)のほか,サン・マイクロシステムズ賞(賞品はサン製ワークステーション)などを用意する。コンテストの詳細は,リクルートのページサンのページに掲載されている。