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【インタビュー】真の統合オフィスをうたう「EIOffice2007」の真価を曹社長に問う表計算、ワープロ、プレゼンテーションソフトが一つになっている統合オフィスソフト。本家マイクロソフトの「Office」(以下、MS Office)はもちろんのこと、最近では実勢価格が5000円を切るキングソフトの「Kingsoft Office2007 Standard」のように、価格を抑えた他社製品も増えている。そんな中、インターネットテレフォンは2006年11月、中国の無錫永中科技公司(Evermore社)が開発した統合オフィスソフト「EIOffice2007」を発売。価格は標準パッケージ版が1万7800円とキングソフト製と比べると決して安くない。今回は開発者であるEvermoreの曹 参社長が来日。EIOffice2007の特徴と国内販売戦略について聞いた。
■他社の安価な製品がある中で、EIoffice2007の強みは?曹氏:我々の製品が持つ強みは効率化と創造性だ。EIOffice2007では、表計算、ワープロ、プレゼンテーションといった3つのソフトを1つのインタフェースで管理できる「バインダー」というツールを使っている(図1)。例えば、表計算でスプレッドシートにあるセルの数値を変更すると、そのデータを流用しているワープロの文書ファイルやプレゼンテーションファイル内の数値も変わる。これによって業務を効率化するととに、手動入力による変更し忘れといったミスをなくせる。
■創造性という意味では何か特徴的な機能はあるか?曹氏:EIOffice2007の表計算ソフトには、スプレッドシートの1つひとつのセルに動画ファイルや音楽ファイルを埋め込む機能がある(図2)。各ファイルに番号を振り分けておけば、手軽にファイルを並べ替えることが可能だ。また、学者や学生が実験資料や問題集を作成するのに役立つ、科学技術関連の図やイラストのテンプレートを豊富に備えた「サイエンスエディター」という機能がある(図3)。
■ソフトはJavaベースで開発されているが、そのメリットは?曹氏:WindowsやLinuxなどOSを選ばず利用できる点だ。2007年中にはMacintosh版のリリースも予定している。強調したいのは、動作速度が遅くなるJavaベースでありながら、独自の技術によって違和感を与えない操作感を実現していることだ。仮に6万5536行のセルにデータをコピーした場合、「Excel」だと30分以上かかるところ、EIOffice2007の表計算ソフトでは2、3秒で済む。
■日本での販売ターゲットは?曹氏:まずは法人を中心に販売していきたい。MS Officeでは次世代版のOffice 2007が発表済みだ。Office 2007への移行を検討する企業に対して、EIOffice2007が選択肢の一つとして切り込む余地はある。また、EIOffice2007の特徴であるサイエンスエディターや、スプレッドシート上のセル内に動画ファイルや音楽ファイルを埋め込む機能は、学校や家庭内の利用でもメリットがある。これらの領域にも販売を拡大していきたい。 最新ニュース記事一覧へ >>
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