「Digital Life Maison」の入り口。ごく普通のマンションの一室だ
「Digital Life Maison」の入り口。ごく普通のマンションの一室だ
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リビングには、「VAIO」の円柱形パソコンと、デジオンのDLNA対応ハードディスクレコーダーが置かれている
リビングには、「VAIO」の円柱形パソコンと、デジオンのDLNA対応ハードディスクレコーダーが置かれている
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階上のリビングにあるHDDレコーダーのコンテンツを、階下のキッチンで再生
階上のリビングにあるHDDレコーダーのコンテンツを、階下のキッチンで再生
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寝室に置かれた「Xbox」。コントローラーで、Media Center搭載パソコンに接続
寝室に置かれた「Xbox」。コントローラーで、Media Center搭載パソコンに接続
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キヤノンの無線LAN搭載デジカメから、Vistaの標準機能を使ってパソコンに写真を転送。Vista対応機能は、後日ファームウエアのアップデートで利用可能になるそうだ
キヤノンの無線LAN搭載デジカメから、Vistaの標準機能を使ってパソコンに写真を転送。Vista対応機能は、後日ファームウエアのアップデートで利用可能になるそうだ
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無線LANを使ってパソコンのコンテンツを再生できるスピーカー
無線LANを使ってパソコンのコンテンツを再生できるスピーカー
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 とある瀟洒(しょうしゃ)な新築マンション。その一室の扉を開けると、発表されたばかりのWindows Vista搭載パソコンがずらりと並ぶ――。マイクロソフトは東京・西麻布に、報道関係者向けのWindows Vistaの体験ルーム「Digital Life Maison」を開設した。Windows Vistaで可能になる「デジタルライフ」を、実際の生活空間を使って紹介する場所だ。開設期間は、2007年2月半ばまでの約1カ月間だという。早速、その家を訪ねてみた。

 体験ルームは、ごく普通のマンションの一室に設営されている。キッチンとダイニング、リビング、そして寝室という3つの空間に、Windows Vista搭載パソコンとその関連製品が置かれている。

 まずはリビング。大型の薄型テレビの下に置かれたのは、ソニーが発表したばかりのリビング向けパソコン「VAIO VGX-TP1」。Vistaの「Media Center」機能によるテレビの視聴や、Webサイトの閲覧などを、リモコンを使って簡単に実行できる様子を紹介している。

 またVAIOの下には、デジオンから試験機という扱いで提供された、DLNA対応のハードディスクレコーダーも設置。階下のキッチンに置かれたDLNA対応のNEC製デスクトップパソコンで、レコーダーで録画した映像を見ることができる。

 リビング隣の寝室には「Xbox 360」。Xbox 360からMedia Center搭載パソコンに接続する機能「Media Center Extender」を利用して、リビングのパソコンに保存されている写真を寝室で楽しめる様子を紹介している。

 これ以外にも、家のあちこちにVista搭載パソコンがずらり。デジタルビデオカメラで撮影したHD映像を取り込んで「ムービーメーカー」で編集する、Vistaのネットワーク機能に対応したデジカメから無線LANで写真を転送する、といった操作を実体験できる。部屋の隅には、ソニーが発表したばかりの無線LAN接続スピーカー「VGF-WA1」も置かれていた。

 このように、「これでもか」というほどVista対応製品で埋め尽くされた室内。展示の内容は、1カ月のオープン期間中に何度か変更される予定。周辺機器メーカーやパソコンメーカーと協力し、各社の製品を中心としたコンセプト的な展示を期間限定で公開していくという。