米マカフィーは2007年1月16日、サイトの安全性を評価するソフト「SiteAdvisor」に、フィッシング詐欺対策機能を追加した。同ソフトは、同社のサイトからダウンロードし、無料で利用できる。
SiteAdvisorは、Webサイトで不正なプログラムをダウンロードさせたり、迷惑メールを送りつけたりするサイトを赤い表示で警告してくれるソフト。GoogleやYahoo!、MSNでキーワード検索した結果の各サイト情報も評価してくれる(画面1)。
今回、フィッシング詐欺対策機能を追加した。フィッシング詐欺とは、正規のサイトを模して作られた偽のサイトを通じ、そこにアクセスしたユーザーから個人情報などを不正に取得する。フィッシング詐欺サイトの検知にには、URLにアクセスすると警告を出す「ブラックリスト」や、サイトの特徴からフィッシング詐欺サイトだと判断すると警告する「ヒューリスティック」などを利用する(画面2)。