ソフトバンクモバイルは1月16日,一部ユーザーの2006年12月分の料金請求で過剰請求が生じたと発表した。

 過剰請求が発生したのは,2006年10月にパケット定額制の料金プラン「デュアルパケット定額」を申し込んだうちの一部で,2万2017ユーザーである。1ユーザーあたり平均約654円が上乗せされている計算で,過剰請求の総額は1440万円程度になる。

 ソフトバンクモバイルの説明では,今回の誤請求はユーザーからの申告で判明した。2006年10月にデュアルパケット定額を申し込んだユーザーの一部を,新たに導入されたパケット定額プラン「パケットし放題」の申し込みとしてシステムに入力したことが原因。両メニューとも,申し込みから2カ月間は無料だが,無料期間が終わって有料化へ移行する段階で入力を誤ったという。デュアルパケット定額とパケットし放題は,どちらもパケット定額プランだが,料金体系がやや異なっているため過剰請求が発生した。

 過剰に請求した料金は,2007年1月分の請求から差し引く形で返還される。