ユニアデックスとケイ・オプティコムは1月10日に,企業向けの無線IP電話事業で提携。ユニアデックスのIP電話ソリューション「AiriP ワイヤレスIP電話ソリューション」と,ケイ・オプティコムの0AB~J番号を使える光・IP電話サービス「eo光電話オフィス」を組み合わせたサービスの提供を始めた。

 このサービスを使うことで,ユーザーは1台の無線LAN対応携帯電話を,社内では内線電話,社外では通常の携帯電話として利用可能になる。

 ワイヤレスIP電話におけるケイ・オプティコムの提携相手は,NEC,アイコム,KDDIに続いて4社目。同一の無線LAN環境下で,NTTドコモのデュアル端末「N900iL」とKDDIの「E02SA」の相互通話などにノウハウを持つユニアデックスと提携することで,幅広い顧客のニーズに応えていく。

 ユニアデックスは今回の提携を足がかりに,関西の企業に無線IP電話システムの拡販を見込んでいる。