東洋経済新報社「会社四季報」の最新情報をATOKから参照できる
東洋経済新報社「会社四季報」の最新情報をATOKから参照できる
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 ジャストシステムは2007年1月10日、日本語変換ソフト「ATOK 2007」のユーザー向けに、最新の関連コンテンツをダウンロードできる「ATOKバリューアップサービス[ベータ]」の提供を開始すると発表した。2007年3月27日より「ATOK.com」で提供を開始する。

 このサービスでは、ATOK 2007における日本語入力がより便利になる機能やATOK 2007と連携するアプリケーション、辞書コンテンツの最新データなどを無償でダウンロードできるようにする。コンテンツ提供は、NTTレゾナント、ジョルダン、東洋経済新報社、はてなが協力しており、「今後はさらに提供企業を増やしていく」(ジャストシステム)。現時点で提供が決まっているコンテンツは東洋経済新報社の「会社四季報」。四半期に1度発行される最新の企業情報をダウンロードできるようにする。そのほか詳細は未定だが、ATOK上ではてなやNTTレゾナントが運営する「goo」のサービスを利用できるようにしていくという。「コンテンツ提供企業がベータ版として展開しているようなサービスも積極的に取り入れて、ユーザーに試してもらい、反応を見ることもひとつの目的」(ジャストシステム)という。

 対象は「JUST Suite 2007」「一太郎2007」「ATOK 2007」「ATOK 2007 [プレミアム]」「花子2007 [ATOK 2007セット]」「Agree 2007 [ATOK 2007セット]」の登録ユーザー。今のところ1年間の期間限定としており、「1年後、ユーザーからの反応を見てその後の展開を決めたい」(同社)としている。