フュージョン・コミュニケーションズは1月9日,通信機器メーカーのウェルトーンと協同で,SkypeとフュージョンのIP電話サービスを連携させた新サービス「フュージョンでSkype」を開始すると発表した。1月15日からサービスを始める。

 「フュージョンでSkype」は,SkypeからフュージョンのIP電話網経由で一般の固定電話に着信できるサービス。フュージョンは既に,固定電話からIP電話への発信をSkypeに転送して着信できる「Multi-Gateway for Skype」というサービスを提供済み。今回の新サービスの開始により,Skypeと通常の固定電話が「050番号」を使って双方向で受発信できるようになる。

 ウェルトーンは,同サービスに対応した端末と,フュージョンのIP電話サービスの3000円分の無料通話などを組み合わせたパッケージを販売する。パッケージは2種類を用意。一つは,「『フュージョンでSkype』スタータキット(USB ハンドセット版)」で,標準価格が5980円。二つめは,「『フュージョンでSkype』スタータキット(イヤフォンマイク版)」で,標準価格が980円となっている。