ソフトバンクモバイルの孫正義・代表執行役社長
ソフトバンクモバイルの孫正義・代表執行役社長
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ホワイトプランを説明するプレゼンテーション資料
ホワイトプランを説明するプレゼンテーション資料
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 ソフトバンクモバイルは1月5日,新料金メニュー「ホワイトプラン」を発表した。月額基本料金は980円で1月16日から提供する。ソフトバンクモバイルの加入者同士の通話は午後9時から午前1時までを除き無料。また第3世代携帯電話(3G)の利用者であれば,メールの通信料も加入者同士で無料となる。同社はこれまで,1月15日までに加入すれば月額基本料が2880円に割引される「ゴールドプラン」(予想外割)を提供していたが,ホワイトプランは事実上このプランを代替する位置付け。1月16日以降,ゴールドプランは割引なしで継続する。

 同社の孫正義・代表執行役社長(写真1)は今回のホワイトプランについて,「コメ印のいらない,一切の付帯条件がなしのシンプルなもの。1人でも1カ月からでも980円。割賦販売などの条件も付いていない」とシンプルさを強調した(写真2)。

 ホワイトプランとゴールドプランとの違いは,午後9時から午前1時までの料金。ゴールドプランは200分までの無料通話分が付くが,ホワイトプランには無料通話分は含まない。またゴールドプランは加入期間によって月額基本料に継続割引が適用されるが,ホワイトプランは継続割引はなく当初から980円で提供する。パケット料金もゴールドプランと同等で,第2世代(2G),3Gに関係なく利用できる。

 ゴールドプランはソフトバンクモバイルの契約者同士であれば午後9時から午前1時までを除く時間の通話料や,SMS(ショート・メッセージ・サービス)およびS!メール(MMS)の送受信料が無料となる料金プラン。1月15日までに加入すれば11年目の継続割引が基本料金に適用されるため,月額基本料金が7割引の2880円となる。