愛知銀行は1月4日、NTTデータが提供する共同システム「地銀共同センター」を利用開始した。地銀共同センターの導入行は、京都銀行、千葉興業銀行、池田銀行、岩手銀行、荘内銀行に続いて6行目。

 NTTデータの地銀共同センターは、日立製作所のメインフレーム上でNTTデータが開発した業務パッケージ「BeSTA」を動かす構成となっている。

 一方、香川銀行は同日、日立製作所の地銀向け共同システム「NEXTBASE」を稼働させた。徳島銀行に続き2行目の利用開始である。NEXBASEはNTTデータの地銀共同センターと同様に、日立製メインフレームとNTTデータの「BeSTA」を採用している。

 常陽銀行も同日に三菱東京UFJ銀行が主導する「地銀共同化システム」を稼働させている。年末年始の休業日を利用した地銀のシステム刷新は順調に終わった。