NTT東日本とNTT西日本は,小規模事業所向けのIP電話システム「Netcommunity SYSTEM BX」を12月27日以降に販売すると発表した。

 Netcommunity SYSTEM BXは,外線2チャネルを収容可能なIP電話システム。構内交換を担う主装置を設置して利用する「主装置タイプ」と,主装置の主要な機能をIP電話機に内蔵した省スペース型の「主装置内蔵タイプ」の2種類がある。

 主装置タイプはNTTドコモの無線LAN対応携帯電話機を内線端末に利用できる。さらにインターネット接続機能も使える。標準装備する「ブロードバンドルータユニット」に「Bフレッツ」や「フレッツ・ADSL」などのブロードバンド回線を収容すると,インターネット経由で自動的に機能を強化できる。

 販売価格例は主装置タイプが30万5550円,主装置内蔵タイプは28万2450円。いずれも外線に東西NTTのIP電話サービス「ひかり電話」を2チャネル収容し,標準のIP電話機を2台,コードレス型IP電話機を1台利用する場合である。販売開始は主装置タイプが12月27日,主装置内蔵タイプが2009年2月下旬の予定。