オープンソースCRM「SugarCRM」の日本における代理店ケアブレインズと,OutlookライクAjax Webメール「Scalix」開発元の日本法人である日本スケーリックスは12月25日,両製品の連携について検証および開発を行うことを明らかにした。米SugarCRMと米Scalix社が2006年12月18に発表した連携強化方針に基づくもの。

 SugarCRMとScalixは,Scalixで受信したメールをSugarCRMで活用できるようにし,またSugarCRMとScalixのアドレス帳,スケジュール,仕事情報を同期できるようにするとしている。

 ケアブレインズと日本スケーリックスは,日本語環境でも両製品が連携できるようにするための検証,および必要に応じた開発を行うという。また「将来的には日本独自の要望を取り入れていくことも視野に入れている」としている。

 Scalixは現在英語版のみで,日本語版は2007年2月に発売する予定。またScalixは無償で使用できるCommunity版があり,2007年第1四半期にそのCommunity版のオープンソース化を予定している。