三井物産系のソリューションプロバイダであるネクストコムと三井情報開発は21日、2007年4月1日付けでの合併に合意したと発表した。新社名は「三井情報」で、ネクストコムが存続会社とする。本日午後6時から両社の社長が記者発表を行う。

 ネクストコムは企業向けWANやIP電話などのネットワークインテグレーションを手掛け、三井情報開発はシステム開発を得意分野とするソリューションプロバイダ。合併によって、ネットワークやコンピュータインフラから、アプリケーションまでを一体で提供できる体制を築くという。

 2006年3月期における2社の売上高は、ネクストコムが443億2900万円、三井情報開発が241億9000万円。単純合計すると685億円余りの売上高規模になる。