総務省は12月20日,「ブロードバンドサービス等の契約数」を公表した。電気通信事業者からの報告に基づき,四半期ごとに公開している。今回は9月末時点の数値が明らかになった。

 調査によると,FTTHは6月末時点に比べると3カ月で約85万回線の純増。累計715万4550回線となった。8期連続の増加が続いている。

 ADSLをメインとするDSLサービスは,3カ月間で約9万5000回線の純減で,合計1439万6034回線。純減の幅は,前回の調査に比べ広がっている。とはいえ,都市部を中心にDSLユーザーが減少している一方で,日本全国で見ると微増している地域もある。

 FTTHやADSLだけでなく,CATVなどを含むブロードバンド回線全体では,約82万回線の純増。累計のブロードバンド契約者数は2504万1143回線となっている。