富士通は12月21日、同社製基幹IAサーバー「PRIMEQUEST」を三重県の津市役所に納入したと発表した。住民記録・総合証明・印鑑情報などを管理する「住基系システム」および法人/市民税・収納などを支援する「税系システム」、福祉総合・健康管理など「福祉系システム」のデータベース・サーバーとして使う。地方公共団体によるPRIMEQUESTの稼働事例としては、「津市役所が初めて」(富士通広報)。受注金額は公表していない。

 津市役所が導入したのは、「PRIMEQUEST 440」1台。OSはWindows Server 2003で、データベースは「SQL Server 2000」。このほか、アプリケーション・サーバーとして富士通製PCサーバー「PRIMERGY RX200」を15台採用している。システム開発は、三重電子計算センターが担当した。稼働は今年7月。