Mozilla Foundationは12月19日(現地時間),オープンソースのWebブラウザの新版「Mozilla Firefox 2.0.0.1」,「Fixed in Firefox 1.5.0.9」およびメール・クライアントの新版「Thunderbird 1.5.0.9」の,英語版および日本語版を含む各国語版をリリースした。いずれも,リモートからのコード実行などが可能な,重要度「最高」のセキュリティ・ホールの修正が含まれている。
これらのセキュリティ・ホールはウイルスやボットの感染,フィッシングなどに悪用される恐れがある。すみやかにアップグレードを行うことが望ましい。
なお,Mozilla Firefox 2.0.0.1ではWindows Vistaに正式対応したという。ただし,VistaではFirefox を既定のブラウザに設定できないなどの制限がある。
「Mozilla Firefox 2.0.0.1」,「Fixed in Firefox 1.5.0.9」およびメール・クライアントの新版「Thunderbird 1.5.0.9」はMozilla Japan公式サイトなどから無償でダウンロードして入手できる。
◎関連資料
◆Firefox 2.0.0.1で修正されたセキュリティ・ホール
◆Thunderbird 1.5.0.9で修正されたセキュリティ・ホール
◆Firefox 1.5.0.9で修正されたセキュリティ・ホール
◆Firefox 2.0.0.1リリースノート(日本語)
◆Thunderbird 1.5.0.9 Release Noets